長建国保とは
長建国保は建設業で働く皆さんの、いのちと健康を守る大切な制度。
建設労組の組合員が中心となって設立された、建設労働者とその家族の健康を守るための国民健康保険組合です。
一部負担金の負担割合
対象 | 窓口負担 |
---|---|
未就学児 | 自己負担2割(長建国保が8割負担) |
小学生〜69歳の方 | 自己負担3割(長建国保が7割負担) |
70歳〜74歳の方 | 自己負担2割または3割※ |
※ 前年の課税所得が145万円以上で一定の収入額を超える場合は、現役並み所得者として3割負担となります。それ以外の方は2割負担です。
保険料
長建国保の保険料は就業形態(事業主・一人親方・従業員)と年齢で決まります。
月額保険料は下記サイトをご覧ください。
法人事業所を設立する、社会保険適用事業所になる場合
法人事業所や、従業員が5人以上の個人事業所は、原則協会けんぽに加入し厚生年金をかけなければなりませんが健保適用除外の申請をして年金事務所に承認されれば、建設国保に加入したまま厚生年金をかけられます。
厚生労働省の通達では、法人設立5日以内(法人が従業員を雇用した場合も同様)に健保適用除外申請の手続きをすることとなっており、設立日と同月中に手続きをしないと国保に残れない場合があります。
法人を設立する、法人が従業員を雇用する、社会保険事業所になる場合は事前に組合にご相談ください。
健保適用除外とは
法律により法人事業所や常時5人以上の従業員がいる個人事業所は、協会けんぽなどの健康保険と厚生年金の加入が義務付けられています。しかし、国保組合が長年はたしてきた役割を考慮し、建設国保の組合員は、年金事務所へ健保適用除外申請をすることで、建設国保に残ったまま厚生年金をかけることができます。
★健保適用除外で加入した長建国保は「適切な保険」です。協会けんぽに入りなおす必要はありません。
★「長建国保」と「厚生年金」のセットでの加入は法律にのっとった加入です。
長建国保の給付一覧
療養付加金
病院等にかかった時に自己負担額が医療機関の請求書1枚につき17,500円を超えた場合その超えた額を給付
対象:69歳以下の組合員
傷病手当金
病気や怪我で休業した時、保険料区分に応じて支給
対象:組合員
配偶者入院見舞金
組合員の配偶者が入院した時に支給
対象:組合員の配偶者
出産手当金
女性組合員が出産により休業した時、一時金とは別に支給
対象:組合員
国保出産給付金
被保険者が出産した時、一時金とは別に支給
対象:組合員・家族
出産育児一時金
被保険者が出産した時に支給
対象:組合員・家族
高額療養費
病院などへの支払いが自己負担限度額を超えた時に支給
対象:組合員・家族
葬祭費
葬祭を行うもの(喪主)に対して支給
対象:組合員・家族
療養費
やむを得ない場合で保険証が使えず、全額支払った時などに支給
対象:組合員・家族
給付には条件があります。詳細については、組合事務局までお問い合わせください。
長野県建設国民健康保険組合HP > 給付内容一覧
各種補助金
各補助金の支給は年度内【4月~翌年3月】で1人1回のみ
人間ドック受診料の補助【4月1日時点で30歳以上の組合員・家族】
自己負担額 | 補助額 |
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1万円以上5万円未満 | 1万円 |
5万円以上 | 2万円 |
※特定検診結果項目を含む健診結果を提出してください。
※自己負担額はオプション検診を除きます。
脳ドック受診料の補助【4月1日時点で40歳以上の組合員】
自己負担額 | 補助額 |
---|---|
1万円以上5万円未満 | 1万円 |
5万円以上 | 2万円 |
※MRI検査を行うものに限ります。
※自己負担額はオプション検診を除きます。
インフルエンザ予防接種費用の補助
インフルエンザ予防接種費用のうち、長建国保被保険者1人につき3,000円までの実費を補助します。
※必ず予防接種をした医療機関の領収書を添付して申請してください。なお、2回法で予防接種を受けた場合は、2回分の領収書をまとめて申請してください。
保養目的の国内宿泊旅行の補助
保養を目的とする国内宿泊旅行をした時、長建国保被保険者1人につき2,000円を補助します。
※申請書に宿泊施設の証明が必要です。旅行の際は申請書を持っていってください。
(証明がもらえない場合は領収書で代用可)
組合健診・健康支援
建設業界で働く仲間と家族の健康を守る各種健康診断
大腸がん、胃がん、肺がん健診を含む総合健診は自己負担2,000円で受けられます。
詳細はこちらをご覧ください。
保健事業 - 長野県建設国民健康保険組合
今年度の佐久建労組合健診日程
各種健診受診料一覧
各種健診の受診料(自己負担額)一覧 | 長建国保被保険者 | 補助対象者以外 | |
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4月~11月 | 12月~3月 | ||
総合健診コース ※すべての被保険者が対象 | 2,000円 | 14,320円 | 12,300円 |
特定検診コース ※40~74歳が対象 | 1,000円 | 6,430円 | 5,110円 |
前立腺がん検診 | 0円 ※ | 1,730円 | |
乳がん検診 | 1,000円 | マンモ 6,430円、 エコー 4,320円 | |
子宮がん検診 | 1,000円 | 5,130円 |
※当年度の4月1日以前に50歳になった男性被保険者
総合健診受診者 | 総合健診を受診しない方 | ||
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石綿健診 | 1,080円 | 3,130円 |
組合健診を受けられなかった方
人間ドックを受けた場合
詳しくはこちら
保健事業 - 長野県建設国民健康保険組合
医療機関で受診する
詳しくはこちら
保健事業 - 長野県建設国民健康保険組合
勤務先などが行う健診を受ける
健診結果、質問票を組合へ提出してください。クオカード2,000円を進呈します。
健康支援
結果から、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症等)になるおそれがあると判断された方に、個別の健康支援を行います。
詳しくはこちら
保健事業 - 長野県建設国民健康保険組合
こんな時は組合へ
- 結婚、出産、退職などで家族を扶養に入れたい
- 家族の結婚、就職、死亡などで扶養から外したい
- 住所や氏名が変わった
- 働き方、働き先が変わった(独立など)
- 子供が県外の学校に通うようになった
- 長建国保をやめる